シネマセンスについて
シネマセンスは、eラーニング学習教材で、遠隔教育で映画について学ぶ人に教材を提供するとともに、通常の教室学習で補助教材として用いるためのものです。このプログラムは以下のような点で学習者をサポートします。
1. 映画芸術の社会性、映画製作が集団作業であることを理解する
2. 映画製作の様々な段階について理解する
3. 映画製作の基本概念を習得する
4. 映画分野の教育機関受験のための勉強をする
5. 映画学習の入門知識を履修する
6. 他の学習者との情報網を築く
7. プロの映画関係者とのコンタクトを作る
シネマセンスを通じて、関連する様々なインターネット上のホームページにアクセスすることことができます。
また、双方向性を生かして、利用者からのフィードバックをページの更新、記事の掲載、プログラム改善に逐次反映することができます。
さらに、異なる文化、言語の学習者が一同に参加し、情報交換することができます。
シネマセンスを利用した学習について
シネマセンスの特色は、グループ学習のメンバーが、それぞれ自分の好きな時間・場所でコンピューターの端末を利用して学習できると言う点です。一つのグループのメンバーは異なる教育機関の学生であってもかまいません。チューターが遠隔教育の学生を指導します。シネマセンスはヘルシンキ芸術デザイン大学のFLE-Future Learning Environment(未来学習環境)に属するプログラムの一つです。
学習法
1. シネマセンスを通じて教材を入手する
2. FLEにおいてグループが合意した方法、またはチューターの指示によって学習する
シネマセンスは、個人の遠隔学習にも利用できますが、グループでの遠隔学習にもっとも効果を発揮します。
遠隔学習について
シネマセンスは次のような学習者を想定しています。
・フィンランド語手話話者で、かつフィンランド語を理解する者
・映画学科への進学を志望する高校生
・フィンランドへの移住者で、まだフィンランド語に堪能でない者
・ヘルシンキ芸術デザイン大学の外国人留学生
・突発的な事情で通常の教室授業に参加できない学生
シネマセンスで単位を履修するためには、自分が所属している教育機関を通じて、学習グループを作り、単位習得について取り決めなければなりません。
個人として学習する場合は誰でもシネマセンスの教材を利用できますが、FLEで学習するためには、あらかじめ、どこかの教育機関に学生登録しておく必要があります。
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